Developers Boost 2020に参加!(いい刺激になった!!!ゆめみさんに就職したいと思った)
Developers Boost 2020に参加しました。
(1講演をのぞき、9:50から、18:50まで参加)
結論を言うと、参加して本当によかったです!!!
みなさまのお話を聞いて、メインにしている題材は異なるものの「今後エンジニアとしてのキャリアをどう描いていくか」という視点では、本質的に似ている部分があると感じました。
覚書のためにも、その共通項を考えて、自分の価値観に取り入れて大切にしようと思いました。(貴重なお話、ありがとうございました!!)
以下、4つの流れで、今回のイベントを通して感じたこと、学んだことを書いていきます。
- 共通項
- ゆめみさんについて
- 自分の言葉で説明できないと思った単語・新しく知った言葉
1.共通項
どうやったらスキルのあるエンジニアになれるのか?(行動パターン)
(1)自分のレベルを客観的に把握する。(自己省察)
(2)どうなりたいのか、理想像を考える。
(3)その差分を埋めるためにとにかく行動する!
(4)行動した結果をしっかり振り返り。そして改善。
の繰り返し。そして習慣化の大事さ。
その「把握」する上で大事なこととは?・・・多角的にみる!
- そもそも、前提は何か。
- 周りからのフィードバック、気づきを素直に受け入れる。
- 耳が痛くても「好意的」なアドバイスこそ大事にする。
その「理想像」を考える上で、大事なこととは?・・・自問する!
- 自分の「好き」ってなんだろうと、日々自問する。
- 市場が多様化している現在において完璧なロールモデルを求めない。
その「行動」でもっとも大事なことは?・・・アウトプット!
- 自分が提供できる価値を可視化する。
- 理想像から逆算してインプットし、アウトプットする。
- スモールステップから初めて雪だるましきに大きくする。
- アウトプットがチャンスを呼び込む。
その「改善」の方法とは?・・・エビデンス!(データ、数値)
- データは自分に自信をくれる。
- やりたいこと、やるべきことが溢れかえっている中、「やれること」をエビデンスに基づいて、選択・集中!
- データをとる上で、再利用しやすい形で集めることと、何度繰り返しても同じ結果になるようにとることがポイント。
その「振り返り」で大事なこととは?・・・セルフコンパッション!
- 「それでいいのだ」精神を大事にする。
- 「なんでこんなこと出来ないんだ」→「最善は尽くした」
- 「なんでもっとこうしなかったんだろう」→「次はまずここから改善しよう」
- 他人との比較はしない。昨日の自分との比較をする。
- 長所、好きなことを伸ばす。
その「習慣化」で大事なこととは?・・・人間の特性を理解する!
- 精神論ではなく、人間の特性を理解し、アプローチを。
- 目標を細分化・最小化することにより障壁を減らす(一日、1分でも良い)
- やり始めたら、やる気が出てくる。
- やった回数を記録して可視化する。
- 習慣が途絶えてしまっても、復活した自分を褒める。
これからエンジニアにとって大切になる力とは?
(1)正しく、理解する力
(2)正しく、相手に伝える力
(3)バランス感覚
(4)シンプルにする力(本質を捉える力)
(1)正しく、理解する力
- エラーやドキュメントを読む、相手のニーズを理解する上など、意図を汲み取って理解する力は不可欠である。
- 相手に依頼をするときも同じ。自分が理解せず「なんとなく」でお願いした場合に「なんとなく」以上に返ってくることはない。
(2)正しく、相手に伝える力
- どんなに良い成果物を作っても、相手に正しく魅力が伝わらなければ価値は伝わらない。
- こちらの意図と相手の意図をすり合わせる上でも不可欠である。
(3)バランス感覚
- 1つの理想解が全体の最適解とは限らない。
- 「落としどころ」を見極める能力が非常に重要。
- 「落としどころ」を見極めるには、どの分野でも会話できるレベルにいる。
- その上で、原理原則(パソコンが普及しても20年近く経つが変わらない本質的な部分)を学ぶことが非常に重要。
(4)シンプルにする力(本質を捉える力)
- 課題がシンプルになれば、解決策もシンプルになる。
- 物事を一般化したり、単純化したり、することによって、別の問題の解決策と似ているところから解決の糸口が見えることもある。
- 脳(キャパシティ)にとっても優しい。
以上です。
この中でも、「自分が忘れがちだな、足りないな」と感じたことは、
①前提を疑うこと(自動化出来ないかな?そもそも合ってるのか?)
②改善のためのデータをとること
③落としどころを考えること
の3つです。
足りないと感じることによって、アンテナをはり、成長に繋げていきたいです。
現在、フレームワークの勉強を中心にプログラミングを勉強しているため、今後は20年来変わっていない部分も掘り下げて学んでいきたいと改めて感じました。
2.ゆめみさんについて
EventInを通して、株式会社ゆめみさんの、岡山さん、染矢さん、小林さんと話すことが出来ました。(本当に幸運だった!!勇気を出してあの席について良かった。)
1番の収穫は、固定概念に気づけたことです。
今まで
- 誰か困っている人の課題に寄り添って価値を提供できるプログラマーになりたい
- 価値を提供するためには、引き出しを広げるため、自分のスキルを成長させ続ける必要がある
- 自分のスキルを成長させ続けるためには優秀な方が多い企業に行きたい
- 優秀な方が多い企業とは、モダンな開発(機能にとって必要な実装、バージョンを相手に大きく左右されず選択できる)がしやすい自社開発に多いんだなと書籍や動画などから理解。
だから自社開発を目指そう!そう考えていました。
しかし、以下のお話を伺って、それは固定概念であったことに気づきました。
- ゆめみさんの魅力は、企業さんが迷っている前段階から一緒に入っていき、目的、ロードマップ、改善を考えていくことができる
- (相手先から)言われた通りに作るのではなく、対等な立場でアプリケーションを作り上げていっている
- 自社開発ではないため、自社のアプリはない
「誰か困っている人のニーズに寄り添って価値を提供したい。仕組みで解決したい。」「成長できる場に身をおきたい。」と思ってプログラマーを目指した私にとって、自社開発でなくても、理想の企業はあるんだ!!!😍と感じました。
デブサミが終わった後、以下のブログを拝見しました。
一番魅力的だと感じたことは「人間が自ら成長するにはどうしたらいいか」をとにかく大事にしている価値観です。
価値観を持つだけでなくて、それを仕組みとして実現するにはどうしたらいいか、実際にどんどん行動→改善に落とし込んでいるところがなにより魅力的だと思いました。
(いいな・・ここで働けたらめっちゃ幸せだな、と感じました。)
あと、ゆめみさんを知っていろいろびっくりしているのが("みんなが知っているあのサービス、実はゆめみが作っています。"という状況に近いのですが)
- こんなの最高だよねー!と夫と話していた「ハネムーントラベラー」
- ふとたまたまみてクスクス笑っていたやめ太郎さん
ゆめみさんの社員さんだったんだ😂!😲と知ってびっくりしました。
そして、今回登壇された岡山さんの講話の感想についてです。
職歴が同じで、びっくり&親近感がわき嬉しかったです。
一番初め、題材ミスりました仰っていて、なんて素直な方なんだろうと笑ってしまいました。終始、お人柄の良さを感じました。
内容としては、前提を疑うことを徹底し、楽(自動化)するための努力は惜しまないことが伝わりました。
APIについてまだまだ私の知識が足りず、誤っているかもしれませんが、APIの変更箇所があった時に、GitHubActionsを使って、通知を受信し、自動で差分箇所のコード生成&プルリエストを行うというものでした。
GitHubの機能とAPIの機能を組み合わせれば、コード生成まで自動化できるのか!と眼から鱗でした。
Twitterで返事をくれて本当に嬉しかったです。
ゆめみさんの魅力がまとまっていてわかりやすいです☺️
3.自分の言葉で説明できないと思った単語・新しく知った言葉
最後に、デブサミに参加するまでは知らなかった気づきです。
ホームページに繋がる部分か、意味がわからず調べたらわかりやすかった記事など載せます。
- DirectPoll(リアルタイムで参加者にアンケートできる)
- slackワークフロービルダー(情報収集、共有に使える)
- AWSのロードマップ(見通し立てられるんだ!)
- ジャムボード(課題出しで使いやすそう)
- アットコーダー(これは習慣化に入れたい一つだな)
- Symfony(PHPのフレームワークと知る)
- OpenApplicationModel(ミドルウェア。クラウドに進化していく中でコンセプトが面白いそう。アプリとインフラを繋ぐコンパイラみたいなもの。クラウド化にインフラもアプリもより柔軟になる必要がある。※詳細は知識が足りず理解しきれなかったため、もう少しミドルウェアに詳しくなったら深めたい。)
- SRE(運用を自動化する)
- Hadoop(大量のログデータ処理に便利なプラットフォーム)
- 技術書典(新しい技術に出会えるイベントがあるんだー!)
- LT(稲妻のような短いトークのことを言う)
- もくもく会(黙々と作業する会)
- パーキンソンの法則(法則自体は、時間やお金があればあるだけ使ってしまうことで、だから締め切り効果などがいいのかと理解)
- どうにでもなれ効果(どうにでもなれ効果にはセルフコンパッションが有効と理解)
- ノイマン型(20年来変わらない一つ。現在のコンピュータの基礎)
- 8086(20年来変わらない一つ。CPUの元祖)
- デファクトスタンダード(事実上の基準という意)
- スウォーミング (Swarming)(一つのタスク・開発に多数関わること)
- OpenAPIGenerator(コードやドキュメントなどを生成)
- GitHubActions(タスクを自動化)
- APICilent(APIのHTTPリクエストを(言語の)メソッドの形に抽象化したもの)
- ピープルアナリティクス (社員や組織に関するデータ収集・分析)
- Drupal(高機能なCMS&フレームワーク。掲示板から生まれた。再利用性が高い。)
- CMS(コンテンツ・マネジメント・システム。Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステムのこと)
以上です。
見てくれてありがとうございました。