デブサミ関西2020に参加!
「Developers Summit 2020 KANSAI」に参加して、ヤフー株式会社松村さんの「Yahoo! MAPが全力でコロナ対策に乗り出した話」を聞きました。
https://event.shoeisha.jp/devsumi/20200827/session/2569/
松村さんの話を聞いて感じたこと、学びになったことを書こうと思います。
デブサミ関西2020に参加した理由
ヤフー株式会社松村さんの話がどうしても聞きたかったからです。
聞きたかった理由はとしては以下の2点です。
- ヤフー株式会社で実際に働いている方の生の声を聞きたかったから
- コロナの中で松村さんはユーザーにとって役に立つサービスを形にした方であり、それは私の目指す姿であり、そのような方がどう感じ、考え、取り組んでいるのか知りたかったから
プログラマーになる途中の私が参加してもいいのか不安でした。しかし、コロナでたまたまオンライン開催(自宅から参加できる)だったので、このようなチャンスは滅多にない!と感じて参加しました。
松村さんがお話した内容
- Yahoo!MAPの混雑レーダーについてサービスの説明
- 上記サービスをリリース・改善するまでの、コロナの中での仕事の様子(リモートワーク)
- リモートワーク含め、日頃からどのように考えて仕事に取り組んでいるのか
(私の感想)組織に対して、感じたこと
- スピード感(2020年1月に終了していた混雑レーダーをわずか7営業日でリリース!)
- 必要な時に、必要なことに注力できる組織体勢(元々パンク状態で働いていたら、対応できない)
(私の感想)松村さんの考え方に対して、学びになったこと
松村さんのお話、共感する内容ばかりでした。
その中でも、松村さんの考えで学びになったことを3つを書きます。
学びになったこと:その1
「共通のゴールはユーザー」と本質を大事にしていること。
その本質のために、自分がどう動いたらいいかを、よく観察して、実際に行動しているところ。
具体的には、
- 他の担当者の開発した部分で気になったところは、素朴な疑問として聞いてみる
- まずは自分(と関係者)が早くユーザーになって改善できるポイントを探す時間を作る
-
嫌だなと感じるところはとことん追求して考える
-
余力がある時にカンファレンスに参加する等自分の武器を磨いている
学びになったこと:その2
具体化と可視化を大切にしているところ。
具体的には、
- 分かりやすく具体的に伝えるために、Slackで画像を活用したり、具体例を箇条書きで確認したり、直接会えない分、工夫してやりとりしていること。
- ログを仕込んでプログラミングを可視化する。(まずはINFO ログ、次にERRORログ)その上でエラーログを俯瞰。障害パターンを可視化して手順化。ゆくゆくは、障害パターンに応じて自動対処できるように改善を目指す。
- 上記と少し似るが、エラーに対処する時も優先順位をつける。絶対に落としてはいけないところは予め必ずカバー、想定されるエラーにはユーザーが最低限困らない程度に応急処置、より良い改善点は後から行うなど、最小限でリリースしつつ(早さも保ちつつ)改善する。
学びになったこと:その3
どんな姿が最高か、理想像を持っているところ。
具体的には、
- 寝ててもあらゆる障害が自動復旧するのことが理想像(そのために起こりうる異常系の一つ一つを潰していく)
- 全ての時間を開発に充てたい。
- ワークライフバランスを大事にしたい。(特に健康)
松村さんの凄いなあと感じたところは、論理的に考えた上で、実際に行動に移しているところです。行動して、日々改善しているからこそ、フロントエンドからバックエンドまで多岐にわたってご活躍されているのだと感じました。
そして、自分の業務だけでなくて、周りの様子もよく見ているので、お互いに気づいたことを言い合えて、それがより良いサービスに繋がるきっかけとなり、結果としてコロナの中でも力を発揮できるのだと思いました。
松村さんの話を受けて行動につなげること、もっと学ぼうと思ったこと
- Slackを使う時、画像の活用(分かりやすく伝えることを意識)
- 落としてはいけないエラーと、起こりうるエラーを想像できるまで、全体の流れやプログラミングの知識をもっと深める
- アプリケーションログを健全化する方法を学ぶ(そのためには、ログの種類、ログの見方、集め方、整え方、健全化するテクニックを学ぶ必要がある)
以上です。
モチベーションにも学びにも繋がりました。参加してよかったです。